医者

不治の病から治る病へ

早期発見・早期治療が肝心

相談

リウマチの古くから知られた病気で、紀元前4世紀のギリシャ時代、ヒポクラテスの文献の中にも記述が見られます。リウマチの意味は「流れる」というもので、体のあちこちの関節が痛むという様子から名付けられたといいます。リウマチは、自分の体を細菌やウィルスなどの外敵から守る自己免疫機能が、何かのきっかけで異常をきたすのが原因と考えられています。関節を守る軟骨や滑膜を外敵と間違えて攻撃し、破壊してしまうというものです。リウマチの特徴として「朝のこわばり」があります。朝起きた時に手の指が腫れて動かしづらい感じの事をいいます。この朝のこわばりは、女性なら妊娠中や更年期などにもみられるものですが、それらの場合は軽くて短時間で軽快するのがほとんどです。また、関節リウマチという病名から、関節だけの痛みの病気と勘違いしがちですが、微熱や倦怠感、食欲不振などを伴って現れる事もあります。関節の変形を防ぐためにも早期発見・早期治療が何より大切な病気ですから、関節のこわばりが長い時間続くようならリウマチを疑い、東京でしたら世田谷など医療施設が多くあるエリアの、リウマチ科のある総合病院や医院を受診する事をお勧めします。

薬物療法とリハビリ

リウマチの原因はまだ解明されていませんが、医学の進歩により徐々にですが解明されてきています。少し前までリウマチは不治の病であると考えられ、治療法も薬で痛みをやわらげる対症療法が主でした。それが21世紀になり、メトトレキサートや生物学的製剤といった画期的な新薬が開発されました。これらの治療薬の登場により、痛みの緩和だけでなく、病状の進行を食い止め関節の破壊を防ぎ、病気をコントロールする寛解に近づく事も以前と比べて容易になってきました。世田谷区などの医療施設が充実したエリアにあるリウマチ科では現在、こうした新薬を使った治療(薬物療法)を中心に治療が行われています。しかし、薬だけの治療では十分といえません。痛みがあって日常生活に不便を感じている方や、ある程度病状が進行している方などは、リハビリテーションを上手に取り入れる治療法が必要です。世田谷などの大きな病院などではリハビリテーション科があり、そういうところには医師や理学療法士も揃っています。最新の設備と医学知識がある世田谷の病院なら、正しい運動方法などのアドバイスに従って効果的なリハビリテーションを行う事ができます。